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  • 対話によって「自己否定」は「迷い」だと気づき、「理想の生き方」を見つける鍵となった。

対話によって「自己否定」は「迷い」だと気づき、「理想の生き方」を見つける鍵となった。

小さな頃から、一つのグループだけに属すことが苦手でした。
クラスの仲良しグループは三股くらいしていましたし、
長く続けていたバンド活動はジャズからデスメタルまで節操なく演奏していましたし、
本はいつも3冊くらいを並行して読んできました。

あれもこれもやりたいし、あれもこれもやっていたほうが楽しい。

だけど、こんなことをきくと、普通は思いますよね。
「いろんなことに手を出して、全部中途半端になるんじゃないの?」って。
はい。その通り。その通りなんです。

大人になった今でも、あっちもこっちも興味津々で一つのことに集中できない私。
それじゃいけないんだ、極めてこそ仕事になるんだよ!
浅く広くなんてプロじゃないから、誰も相手にしてくれないよ!
そんな風に、自分に言い聞かせても、できないのが正直なところでした。

先日のサイコさんとの”1 on 1 mentoring”で、
「そんな中途半端じゃ、私、だめですよね…。」と、呟いたとき、
サイコさんは、私の現状を否定する様子はなく
「じゃぁ、どんなバランスで仕事をしていきたいのかな?」と
すかさず、私の奥底の迷いを拾い上げて、こちらに手渡してくれました。

そうなんです。
私、自己否定してるつもりでしたが、実は迷っていたんですね。

そして、今思い返しても不思議なくらい、
はっきりした望みが口からでました。

学ぶこと:伝えること:サポートすること=1:1:1

そんな風に働いていきたいですって、口をついて出てきてしまったんです。

知りたいし、シェアしたいし、繋がりたい。

そんな風に働いていきたい。
ん?それだけじゃない…。
そんな風に、私は生きていきたいんだ!!!
つまり、私が望む心地よい「働き方」とは、私が望む心地よい「生き方」とイコールだったんですね。

私にとって働くことは、生きることそのものだと気づいた瞬間でした。

自分で言った言葉に目から鱗を落としながら、新たな気付きに少々恍惚状態…。
しかし、サイコさんが次に発した言葉が、私を一気に現実へと引き戻したのでした。

「じゃあ、次回までに現実的な売上や達成目標の具体的な数字をだしてみようか?」

そう。
ドリーマーじゃ、おまんまは食べられない。
本当に心地よく生きるためには、経済的基盤が必要です。
そこもまた私の大弱点。
さすがです、サイコ先輩…。(心のなかで呟いていました)

ひとつの気付きは、新たな課題の扉。
これから何枚も何枚も扉が立ちふさがり続けるだろうけれど、
進んでこそ自分の在り方の輪郭が、はっきりしたものになっていくんだろうな。

もうすぐ子どもたちは夏休み。
大人の私にも両手いっぱいの宿題が渡されたような気分です。
サボらずやりきるぞ。

投稿者プロフィール

大塚佑子
大塚佑子
あなたのおうちご飯のアシスタント、「ひびのわ」を主宰。
レシピのない料理会を定期的に開催中です。(オンラインもリアルも)
「アルモンデナンデモデキルサ」を唱えながら、その日その時、目の前の素材を美味しく食べきる料理をお伝えしています。
調味料の選び方や組み合わせ方、野菜メインのご飯、お家で作れる発酵食品などのお話が得意です。
私にもあなたにも地球にも心地よい暮らしを「台所」から、一緒につくっていくお仕事を只今模索中。

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