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  • オーガニックな在り方デザイン・畑で考え学ぶサロンを通じて巡り逢った仲間たちが織りなす世界観

よい土づくりに大切なのは、豊かな想像力。ハタサロ11月

畑で考え学ぶサロン、「ハタサロ」。
メンバーと共に、体験を通して
「土」や「地球」について日々学んでいます。

そんなハタサロ11月の活動日は、オープンデー!
たくさんの方が見学に来て下さいました。

 

11月のフィールドワークは、

・My soil の収穫とお手入れ
・キクイモ、ヤーコン、大豆の収穫
・不耕起栽培の畝作りと緑肥
・リビングマルチ、黒マルチの説明と実演

などなど今回も盛り沢山!でした。

 

写真は、リビングマルチと黒マルチの実演。

みなさん、真剣に話を聞いていました。

資材を使い方、考え方は三者三葉。
メンバー、見学の方みんなで意見を交わします。

私も気の落ち着くところを探して、
使い方を考えていきたいです。

 

 

こちら今回ももちろんおいしかった「畑の糧めし」

見学に来られた方から「いつもビーガンメニューなの?」
なんていう声もありました。

確かに野菜中心。でも全くそんなつもりなく。

いまここで、畑で採れたものだけで料理するので、結果こうなる!という。

 

メンバー持ち寄りのおかずも、家庭菜園で収穫したお野菜中心!
重ね煮やピクルス、おいしかった~

 

旬の野菜と玄米粥。
そして少しの調味料。

それだけですごい満足感。

毎度お腹いっぱい食べちゃうんですが、すーっと消化されていきます。

 

エンバクとフェアリーベッチ

 

今回見学の方からは、

・微生物を意識してみようと思った。
・作物に手をかけるより、まずは「土」なんだ。

という感想が聞けました。

 

 

土づくりで大切なことは、

「なるべく自然界の状態に近づけること。」

ハッセコーチが繰り返し伝えてくれる言葉です。

 

水分と空気を含み、しっとりつやつやふっかふかのハタサロの土には、
毎度毎度感動します。

「ああ、気持ちいいお布団みたい。。
ここに埋まったら、養生できそう。。」

ここならきっと、植物も虫も生きやすいだろうなあ。
なんて思ったり。

 

ハッセコーチはよく、「山」に例えて説明してくれます。

枯れた葉が幾重にも重なっていく。
下のほうから朽ちていく。
虫や微生物が分解していく。


そうして土になっていく。

豊かで自然な生態系。

 

自然界の姿、地中の虫や微生物の活動を想像する。

畑をその循環のサイクルにのせてあげる。

 

基本的には雑草や立ち枯れた植物を重ねていくだけ。
それでこんなに素晴らしい土になっていくんですね。

 

私も、草マルチやってみよう!

ハタサロで得た学びは、家庭菜園やベランダ栽培など
それぞれのフィールドに持ち帰って活かし日々報告し合っています。

各々の場所からまた考え学ぶ。
「体験」だけで終わらないことは、ハタサロが大切にしているところです。

 

 

地球のこと、環境問題のこと、土のこと、農のこと、食べ物のこと。。

メンバーそれぞれの思うことが重なり合ってできている、
「ハタサロ」という場所。

畑に立ち、植物と触れ合って力強さを感じ
なによりも「土」と「微生物」の力を知る。

地中に拡がる目には見えない世界には、
美しく完璧な調和と循環が在り
その土台うえでわたしたちは生きていること。

いつも新鮮に感動するし、ありがたいなあって思います。

 

 

大自然のリズムはゆっくり進んでいく。

地中に住むものたちを思い感じながら、
焦らずバランスができていくのを待つ。

午後の陽にキラキラ輝く畑、
秋のまろやかで心地良い空気のなか

今回もたくさんの学びがあった、
11月のハタサロでした。

 

 

投稿者プロフィール

澤井はる佳
澤井はる佳
米粉のお菓子屋さん&魔女見習い。八王子市で13代続く農家「澤井農場」の娘。農場と国産のお米を使って焼菓子を作っています。地球と食と農を繋ぐことをしたい。2020年より、自己表現の場としてブランド「ひとつぼし」をスタート。魔女とは、森羅万象を愛し、癒すひと。人生をつかって魔女修行して遊んでいます。

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