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  • オーガニックな在り方デザイン・畑で考え学ぶサロンを通じて巡り逢った仲間たちが織りなす世界観

<私らしさ>と<仕事>の間に架け橋が生まれる

マインドフルカフェ®︎に参加してくれた30代の女性からこんなメッセージいただきました。

印象的だったのは、 「自分らしい在り方」と「仕事」が完璧にピタッと寄り添わなくても 何かひとつ繋がるもの、架け橋ができたらよい、 というゴールイメージです。 ついつい、「なにか、価値観がひっくり変えるようなものすごい何かを発見して 明日からの生活全般に生かさねば」と私の場合なりがちで(笑) ・・・

この方は、僕が伝えたい核心の部分をズバリ受け取ってくれていて、うれしいかぎり。

キーワードは、架け橋。しかも、一回渡ったらそれでおしまいでなく、行ったり来たりする橋です。

「在り方」ってほんとに大事なものだけど、最初から「これしかない」って一気に見つかるようなものではないと思ってます。

マインドフルカフェ®︎が架ける橋は、<私らしさ>と<仕事>の間になんですが、ちなみに、この橋が架からないと逆にどんなことになるのかを見てみましょう。

<私らしさ>島に居続けると、自分だけの中に閉じてしまうことになりがち。

とめどなく自分探しに囚われて、やってもやってもこれという納得いくものが見つからないので、

その類のセミナーとか、自己分析の各種ツールとかに、大事なお金と時間を延々費やすことに。

一方、<仕事>島だけで生きていこうとすると、常に狭義のキャリアプランをアップデートしつつ、

目指すべき仕事に到達するために必要なスキルや経験を貪欲に追い求めることに。

僕もかつては外資系企業を渡り歩くビジネスパーソンとしてこの路線に乗ったことがありました。

やっぱり橋を渡った方がいいと思いませんか?

<私らしさ>の手がかりが見つかったら、それを発揮するには、他の誰かの何かのお役に立つのが近道です。

で、そういう実践をしつつ、果たしていまの私は「在り方」に根ざして生きてるだろうかと、またふりかえってみる(橋を戻ってくる)。

一度橋を架ける体験ができたら、あとは自分に合ったやり方で、試行錯誤していくことができるようになります。

橋を太くするもよし。もう一本ちがう橋を架けてみるもよし。

そんな不断のプロセスが、「在り方」ライフなんだろうと僕は思うわけです。

 

投稿者プロフィール

AKI
AKI
マインドフルカフェ®︎ ナビゲーター
一人ひとりの想いや持ち味が、縦横無尽に重なり合うことで、組織のとんがった未来が生まれる “創発”がライフワーク。日本と米国の大手企業にて人事マネジメントの仕事を経て、2006年より対話型組織・人財開発コンサルタントへ。現在はフリーランスとして企業、自治体や地域コミュニティなどの創発支援を続けている。2013年末に自然とアートに恵まれた里山・藤野へ移住。著書『組織の未来をひらく創発ワークショップ』(経団連)等。とんがりチーム®︎研究所主宰。

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