種を蒔き、種を採る。ハタサロ10月
畑で考え学ぶサロン、「ハタサロ」。
今年の4月からスタートして、早いもので半年が過ぎました。
始めの半年の畑では、
サニーレタスやミニトマト、ナス、モロヘイヤ、ピーマンなどなど
春~夏の野菜の栽培を存分に楽しみました。
オクラやモロヘイヤ、ミニトマトは、
種取りのために残してあるものも。
コレ、なんの種かわかりますか?
正解はモロヘイヤです!
このなかに種が詰まってます。また来年もよろしくね。
いつも食べている野菜も、みんな始めは種だった。
そんなの当たり前の事だけど、結構忘れがち。
スーパーに並ぶ野菜を手に取って、
種だった姿が思い浮かぶのはいくつあるだろう。
種の姿って意外と見たことないもの。
こんなに繊細な姿なんだね。
ここから芽が出て土や水に育まれ作物になる。
なんていとおしいんだろう~
そうそう、種や実になる前は、まず花が咲く。
収穫した作物は、その場でサラダにしたりしていただきます。
残りはみんなで分け合ってお持ち帰り。
その名も、「畑の糧めし」。
蒔く。育てる。食べる。種を採る。
こうした一連のサイクルに触れられる。
ハタサロで得られる素晴らしい経験です。
これは実は当たり前の事ではなくて、
ハタサロでは固定種や在来種を扱っているからこそ。
芽が出ないものもあるけれど、
「完璧ではない」ことは植物も人も一緒なんだなって。
そうしたら、また蒔いてみる。待ってみる。
種や土と向き合っていると、なんだか心に余裕が持てる気がします。
そしてハタサロでは、
不耕起、無肥料、無農薬のフィールドでこれらの体験ができるのです。
最近は秋~冬に向けた種蒔きをしましたよ。
カブやほうれん草、小松菜などなど!
9月からはメンバー各々が好きな作物をチョイスして育てていく
「My soil」がスタートしました。
愛着が増し増し!
月に一度のハタサロの日は、
前回の様子からどう変化しているか、とても楽しみなのです。
さて畑で考え学ぶサロン、ハタサロ。
次回11月13日(土)はオープンデー!見学ができます。
どうぞお気軽に、遊びに来てくださいね。
投稿者プロフィール
- 米粉のお菓子屋さん&魔女見習い。八王子市で13代続く農家「澤井農場」の娘。農場と国産のお米を使って焼菓子を作っています。地球と食と農を繋ぐことをしたい。2020年より、自己表現の場としてブランド「ひとつぼし」をスタート。魔女とは、森羅万象を愛し、癒すひと。人生をつかって魔女修行して遊んでいます。
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