甘える = 素直になること。「依存」との違いで心を軽やかにしよう。
甘えるのが苦手。
どうやっていいのか分からない。
甘えるって、どういう事なの?
こういった声を聞く機会は多い。
私自身も長女気質で、間違いなくこのタイプだった。
さらに、長く苦しかった時期(過敏性腸症候群)
自分がいた環境では解決策が見つからなかったので
周りに甘えるという事が極端に苦手になっていった。
甘えた所で、何の解決にもならない。
ずっと、そう思い込んでいました。
そんなとき、気になる単語を見かけるようになった。
それは、「依存」という言葉。
依存してはいけない、だとか
依存ビジネス、だとか
病気が治らない人は、依存体質だとか…。
とてもネガティブな意味で、この「依存」と「甘える」は辞書で調べても意味が似ている。
この言葉で、甘え下手な人が、もっと誰かを頼れなくなったらどうする?
と、せつなくなったりもした。
誰かを頼るのが苦手で
何でも1人でやらなくちゃと
自分で答えを探していたとき、見守ってくれている存在がある事で
私は安心することが出来たからだ。
だけど、その後、「依存」と「甘えること」
この違いを肌で感じたとき、腑に落ちて楽になった。
ひとに「依存」されると、重たい気持ちになるが、
誰かに「甘えられる」ことで、安心感や誇らしさを感じたりする。
安心という欲求が満たされる事で得られる感覚は、生きていく上でとても必要ではないだろうか。
ただ寄り添ってくれる人がいるという事実に、とてつもない安心感を感じていた私は
「甘える」 = 「素直になること」だと肯定することが出来ました。
甘える = 素直になる
心に、この方程式を。
それでは、親子の関係性を例に
「甘やかし」と「素直さを受け入れること」の違いを考えてみましょう。
これは、子育て広場や、産婦人科でアロマ講座を担当していた時、よく話題になったテーマです。
子どもの自立を促す事も大事だけれど、自立には安心感は欠かせない。
子どもが「こうして欲しい」と欲求してくる時は
素直になって、甘えている時なのです。
例えば、髪の毛が乾かせる年齢になったとしても、誰かに髪を乾かしてもらうと、
とても気持ちいい。
手の感触、丁寧に触れてもらっている喜び、安心感。
素直な自分を受け入れてもらえることで、満たされる事が沢山ある。
それが、子どもでなくても、夫でも、彼氏でも、
愛する人だったら
お互いに気持ちが、緩むんじゃないだろうか。
嬉しい気持ちが沸き、笑顔になるのではないだろうか。
家族関係だけでなく、
セラピストとして、私はクライエントが素直になれる場として、存在していたいと願っている。
甘えるのが苦手な人は、依存という言葉に負けないで欲しい。
頼れるようになった自分を、素直になれた自分を、
依存にカテゴライズして悲しまないで欲しい。
甘える = 素直になること。
例えば、本音を話すことは、心のしこりを離す事に繋がる。
甘える事、頼る事を悪い事だと思わないで欲しい。
投稿者プロフィール
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東京・八王子にて自宅サロン「KOKO」を運営。
【アロマテラピー、ロミロミ、ホットストーン、バッチフラワーレメディ、頭蓋骨調整、整体、マタニティケア】
身体も思考のどちらも大切に、心地良さを感じる事を自分自身で選べるように、サポートしていく施術・セッションを提供中です。
2009年、2012年、2018年に助産院にて出産。
娘と息子2人の子育てとのライフワークバランスを大切にしながら活動しています。
長年の過敏性腸症候群を患った事をきっかけに、ココロと身体の繋がりを学び始めました。
自分の内側について考える時間、そして感じる時間。
自分自身に問う事こそが、最も大切な事だと実感しています。
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