みんな個人事業家構想
僕には夢があります。
この世から会社という存在がなくなって、
働く人はみんな独立した個人事業家として
ゆるやかにネットワーキングしながら
互いに必要とされる生業が循環していく社会。
かつては、組織に属しているからこそ
組織という看板に信用がついてきたり、
チームで一体となってコトを成し遂げたり
規模のメリットでコストダウンできたり。
いまでも、もちろんそのような要素はある
けれど、インフォメーションテクノロジーの進化
が、そのカベを確実に崩してくれています。
個人どおしの連帯によってバーチャル組織的な
事業も成り立ちますしね。
雇う/雇われるという関係をなくしたいんです。
という僕自身が、働きはじめてから丸々
30年間、たった1日の空白もなしに(笑)
いくつかの組織に雇われてきました。
そして、3年前に個人事業家として独立。
お給料はもうもらえないし、
年金や健康保険の補填もないし、
仕事は自分で取りにいくしかない。
でも、そんな不安材料をすべて取っ払っても
もう雇われの身には戻れません。
なぜって、自分らしい「在り方」100%で
生きていくことの意味を知ってしまったから。
ジブンは何者なのか?
何を大事に生きているのか?
他者にどんな貢献ができるのか?
日々、その答えを自分なりに出し続けるという
真剣勝負の場は、生きてる実感ありますね。
僕は個人事業家ですが、
ピンで仕事している要素はかなり少なく
それぞれ特性の異なる7つほどの事業体に
かかわってます。
そのうちのひとつがマインドフルカフェ®︎。
簡単に言えば、一人ひとりの私らしい「在り方」と
目の前の仕事、将来の仕事、部下や上司、家庭、
地域コミュニティ、社会等々・・・に
「橋を懸ける」プログラムです。
実は、「在り方」は何とでも橋を懸けられます。
ただし、いきなり100%を目指さないこと。
それをすると苦しくなってしまいます。
たとえば、「在り方」といまの仕事になんの接点も
感じられない人が10%でも橋を懸けたれたら革命的
ですよね。
一度つながりを少しでも意識できたら、そこから
「在り方」を自在にマネジメントできる道は
ひらけるのです。
僕的に言えば、このスキルを身につけることが
ニッポンで働くすべての人が個人事業家を目指す
第一歩になるということでもあります!!
追伸:
第一生命保険が三十年以上実施している将来なり
たい職業調査の2020年度の第一位は・・・
男子の小中高生、女子の中高生で、いずれも
なんと「会社員」でした〜
僕の夢とまるで逆じゃん。でも諦めませんよ。
その裏に何かありそう。だからこそ、arila!での
発信を続けていきたいと思います。
投稿者プロフィール
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マインドフルカフェ®︎ ナビゲーター
一人ひとりの想いや持ち味が、縦横無尽に重なり合うことで、組織のとんがった未来が生まれる “創発”がライフワーク。日本と米国の大手企業にて人事マネジメントの仕事を経て、2006年より対話型組織・人財開発コンサルタントへ。現在はフリーランスとして企業、自治体や地域コミュニティなどの創発支援を続けている。2013年末に自然とアートに恵まれた里山・藤野へ移住。著書『組織の未来をひらく創発ワークショップ』(経団連)等。とんがりチーム®︎研究所主宰。
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