見極める時代がいよいよキタ
みなさんこんにちは。
賛否両論渦巻くなか、日本が過去最多のメダルラッシュだったオリンピックも終了しました。
パラリンピックの開催を控えつつもコロナの猛攻はとどまらず、ワクチン接種も同時並行しながら、打開策を見いだせない内閣は長年の政治不信も相まって発足以来最低の支持率だとか。
そんななか、アフガニスタンでは武装組織タリバンが政権を奪取、米大使館員を国外へ救出する輸送機に市民が殺到する衝撃的な映像が全世界に流れました。
かたや自然は自然で、これまでになかったような大雨がお盆を中心に降り続き、日本各地で被害をもたらしたうえ、まだ予断を許しません。
思いつくままに列挙するだけでも、まるで映画やマンガのような、どこかぎくしゃくした現象が起きており、残念ながら、それはあまり健全な状態ではないというのが事実。
こんなふうに混沌とした社会不安が多いときは、救いや癒やし、生きるエネルギーを求める人々に対してさまざまな作用が発生します。
自分史やマインドフルカフェも、そのなかのひとつといえます。
ひとりひとりが自分らしく在ることで、その集合体である社会がよりよくなっていく、ということを目的としたこれらのプログラムは「答えは自分の在り方にある」というところがコンセプトであり、そこに気づくトリガーとしての役割をもっています。
もちろん自分自身に向き合うということは、楽ではないかもしれません。
これまでの自分をどう解釈するか、そしてそれをもとにしてこれから他者とどう関わっていくか、が問われますから。
しかしそれを乗り越え、自分自身の在り方を明確にすることが、この混沌とした社会をしなやかに泳ぎきれる力になることは間違いないのです。
もちろんマインドフルカフェは、ビジネスでの展開を目的にしていますが、いまよりもずっと前の開発時点では、メンバーであるサイコリー、AKI、私は「こうした概念で社会をよりよくしたい」という思いが先行して出会った仲間です。
だから私は「ここまで時間がかかってしまったからもう止めよう、このプログラムが市場に受けないんだ」と思ったことは一度もありませんし、大げさに、上から目線で言えば「時代が必ず気づく時が来る」くらいに考えていたわけです。
そこまで言い切れるのは、前述したとおり、マインドフルカフェがあくまでも「答えは自分の在り方にある」ということに気づくためのプログラムだから。
不安が増大するいま「このお札を買えば救われます」のような教祖的商法や「他者は関係ない、自分だけが生き残ればいい」という排他的な考えも多発しています。
だからこそ「答えは自分の在り方にある」という考えは、これからこそが本番なのだという確信へと変わっているのです。
9月からいよいよ大手食品メーカーで、4回にわたるマインドフルカフェのワークショップが開催されます。
”私らしい「在り方」と仕事の間に架け橋を懸ける” という、一見非常に抽象的にみえるコンセプトを掲げ、いろいろな企業の方ともお話をし、これからの時代にはこうした「在り方」こそが重要になるとお伝えしてきました。
コロナ禍により一旦頓挫したものの、可能性を感じ、そのチャレンジを決めてくれたメーカーの方には感謝しかありませんし、必ず満足していただけるように全力を尽くします。
このようにマインドフルカフェがアップデートし、深化していく過程を読んでくれているみなさんとお話しできる日を、私はいまから楽しみでなりません。
投稿者プロフィール
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マインドフルカフェ®︎ ナビゲーター。
人の生きてきた軌跡である「自分史」を自らのライフワークとし、そのエッセンスを組織開発や人財開発に活かすために開発された学びのプログラム「マインドフルカフェ」ナビゲーター。
一般社団法人「自分史活用推進協議会」認定の自分史活用アドバイザーとして個人向けの自分史講座も開催しているほか、メディアなどでも執筆。
「自分史とは過去の振り返りだけではなく、現在の自分の座標と、未来への解像度をあげる最高のツールである」をモットーに活動中。
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