日本人の仕事観をぶっこわせ!
僕の暮らす藤野(持続可能なまちづくりに取り組む先進的なコミュニティ)の盟友のひとりであるヒデ(榎本英剛)さんは、「仕事」について面白い哲学を持ってます。
それを彼の著作の中で、日本人ビジネスパーソンが、多かれ少なかれ共有している代表的な仕事観との対比で触れているのが、コレ!
もちろん、赤字がヒデさんワールドです(笑)
これ、説明いりませんよね。パッとみたら意味はわかる。
問題は、この考え方を、現実に照らしてどう受け止めるか?
ヒデさんのワークショップに同席していたとき、ある企業人事の女性マネジャーが食い下がりました。
「仕事は、やりたいことをやるものだとしたら、組織は成り立ちませんよ。みんな、やりたくないことも我慢しながらやってるんです」と。
組織を軸に考えると、当然その論理は正しいと思うんです。
僕自身は、このような問題に対して、特に組織人を対象にした場合、こんな風に考えています。
日本人ビジネスパーソンの仕事観か?ヒデさんの仕事観か?
別に二元論で考えなくっていいじゃないですかー(^ ^)
両者の間はグラデーション。一人ひとりが、その中で自分の立ち位置を決めればいいのではないでしょうか。
もったいないなと思うのは、これまでの常識的な仕事観にとらわれすぎて、他の選択肢が見えなくなってしまうこと。
ヒデさんの仕事観は、そういう意味では、仕事に対する考え方について目をひらいてくれるステキなものさしだなと。
投稿者プロフィール
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マインドフルカフェ®︎ ナビゲーター
一人ひとりの想いや持ち味が、縦横無尽に重なり合うことで、組織のとんがった未来が生まれる “創発”がライフワーク。日本と米国の大手企業にて人事マネジメントの仕事を経て、2006年より対話型組織・人財開発コンサルタントへ。現在はフリーランスとして企業、自治体や地域コミュニティなどの創発支援を続けている。2013年末に自然とアートに恵まれた里山・藤野へ移住。著書『組織の未来をひらく創発ワークショップ』(経団連)等。とんがりチーム®︎研究所主宰。
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