ようこそ、arila!へ
それは、開放的な会報。ポリシーは『個々が輝くことこそが一番のsustainable!』
arila!は在り方ライフデザインの略称、ひとりひとりの気の澄む生き方のプロセスを分かち合い、影響と作用を繰り返した先に、「こうなったら良いな」と共に描いていた社会が現れると考え、アクションを起こしています。
ポリシーは「個々が輝くことが一番のサスティナブル !」
在り方あきない=個々人の気の澄む生き方「在り方」を伴った小商い、スモールビジネス
在り方農ライフ=土と種にフォーカスしたリジェネラティブなスタイルの実践
これら二つのチャンネルを主軸に、INPUTをお届けするばかりではなく、プロセスに寄り添い、その先のOUTPUTを共に分かち合いながら、生態系のように学び合い育み合う、つながりとめぐりの新しいスタイルであれたらと願っています。
関心を抱いていただくことができましたら、どうぞご一緒ください!
arila!への仲間入りの方法はコチラMEMBERSHIPをご覧くださいませ。
arila!主宰 塚本サイコ
主宰者プロフィール
塚本サイコのarila!に辿り着くまでの軌跡
食の活動家・音楽家・小さな手で奏でるピアノ弾き・elemental life & society 代表
noteで簡潔に。コチラ
音楽大学を卒業後、渋谷系レーベルからアンビエントミュージックのカテゴリーで多くの作品をリリース、コアなアーティストとのコラボレート作品リリースや演奏活動も積極的に行っていた29歳の時、ひょんなことから声を掛けられ東京表参道にて香港スイーツカフェ『デザートカンパニー』を創業、タピオカミルクティーもいち早く提供。
第一次カフェブームの火付け役として一躍人気店になったことで本格的に開眼し食の世界へ参入。
創業当初より自身はマネジメントに特化するスタイルで店舗運営を行う。
その後、裏原宿にデザート工房と薬膳コース料理の提供を行う2号店、百貨店松屋銀座に物販店の開業を経て様々なオファーを受けつつも、一旦立ち止まる道を選択する。
あきないとしてのカフェ経営に疑問を抱き、創業事業から離れ、飲食系専門学校からの依頼を受けた新しい学生食堂の提案『森のガクショク』を立ち上げる。
高齢初産のタイミングと重なっていたことから、日々日々繰り返される食事をもっと豊かに楽しくしたい、という動機により給食事業への参入を夢見る。
森のガクショクでは有機栽培野菜を扱いながら学生たちが学食班を構成し毎日の食事づくりを行うという画期的な試みをディレクション、実践教育で成果を得る。
その後森のガクショクの収益事業化に伴ったビジネスチェンジとしてオーガニックカフェ『デイライトキッチン』を誕生させる。
カフェ経営に返り咲いたことで店舗運営の集大成としての本質的な表現と経済の両立を実現すべく、Organic、Farm to Tableを主題に種を継ぐ在来野菜の都市部での普及を目的に多くの学びやイベントを提供したデイライトキッチンは、カフェ機能を超えコアなオーガニックの発信基地として注目を集める(2018年秋に実店舗卒業) 。
人様の口に入るものが全て健やかであることを願い、食育菜園事業の展開を描き一般社団法人エディブルスクールヤードジャパンの創設メンバーとして初期代表理事を務める。
ESYJ設立を経て退いたのちに立ち上げたオウンドメディアが食農育=Edible Educationのネットワーキングを目的としたRiceball.Networkであり、arila!の原点。
現在、代表を務めるel&sの主軸事業を企業内カフェテリアの運営受託に移行、神奈川県相模原市旧藤野町の陣馬山中に拠点を移し、手つかずの自然の中で洞察と思考を凝らし、小手先から離れた本質的な価値の提供とそれらの共鳴を見据え、arila!やハタサロの運用を行っている。
→株式会社el&s<elemental life & society>コーポレイトサイトへ
何故、今、arila!なのか?メッセージ
星の数ほどあるメディアからarila!をご覧頂いて有り難う御座います。
全国の本質的な食農育のネットワーキングを目的に2016年に立ち上げ地道に運用してきたオウンドメディアRiceball.Networkですが、年月を経てそのコンセプトを変容させて参りました。
具体的には、事例の紹介から、その事例を行う「人」の心の動きへのフォーカスという変化です。
コンセプトも「よき食とよき心を結べば、そこに宿るはたましい の灯火」というセンテンスへ変えました。
結ぶをおむすび に見立てたわけですが、少し無理がありましたね。
このように変化させたことは、私自身が自身のカフェで数々のワークショップやイベント等のオーガナイズを手掛けながら常に抱いてきた違和感をおのずから払拭する心の旅路のスタートポイントになりました。
実践者や先人のトークイベントを行ったとしても、その分野で名の通った方の事例の紹介や事象そのものの情報発信を行ったとしても、知る、知識として得る、というINPUTにはなるかと思いますが、それはキッカケであり、キッカケで終わってしまう可能性も同時にあります。
むしろ自分の現実とはかけ離れたストーリーがキッカケにすらならず「すごいなあ、私には無理」と少し出掛けていた芽が引っ込んでしまうことにすらなるでしょう。
さらにこれまでの時代背景として、情報が溢れすぎているため逆に自分にマッチした事柄の選択肢を膨大な情報から選び取る行為そのものが不可能である、という現実が立ちはだかっていました。今でもその課題は大きいでしょう。
しかし、多くの人が今、気づき目醒めているとも肌で感じます。
それは何かというと、本質的に自分に必要な事柄しか要らないのだ、というシンプルな回帰です。
そしてそのことを一番良く知っているのは自分自身であり、何が必要で何が不必要なのかを問うて答えを出せる唯一の方法は、自分自身の内側との対話だという、気づきです。
今、2021年の春、このarila!を立ち上げるこの時、世の中の潮流も劇的に変化していることを感じています。
広く浅く、マスマーケティングではなく、小さな集合体の確かな行動がボトムアップした結果として世界が変容することのほうが市民権を得ていると実感します。
地域、コミュニティ、小さな組織体、家族、学校などなど、単位ごとのアクションの点が面でつながることさえ必要とせず、アクションは勢いを増し増殖していることを受け取れるのは、SNSという存在が恩恵ですが、そう考えるとSNSの役割も変容しました。
そして私たちが地道にDIYで運用してきたRiceball.Networkも、事例を紹介し、ネットワークを目的とする必要はなくなり、役目が変わったというのがarila!への変容というわけです。
私が思う、一番小さな集合体とは「個人」です。
ひとりひとりが気の澄みわたるような生き方をし、自分が自分でい続けられる在り方を携えることができたならば、それはまず子どもたちに波及し、家族へ波及し、職場へ波及し、友人へ波及し、それこそが互いへ影響し合い作用し合う、静かで確かなムーヴメントであり、一人から二人、二人から四人、四人から八人、と掛け算で良い作用が広がることで社会がより良くなっていく。
より良くなっていく社会を具体的な言葉で表現するならば、これも私が良く表現で使う言葉。
バランシングした、ニュートラルなマインドが優位に立つ社会です。
決して事象のことを指しているのではなく、人々の心の在り方を指しています。
さあ、貴方もどうぞまずは社会の中の一番小さな集合体である自分自身、その自分の中に広がる壮大な宇宙との対話から初めてみませんか?
お手伝いは、arila!にお任せください。
2021年春 塚本サイコ