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  • 土と種、健やかな農ライフを発信する人々のマガジンです

第11話『退院そして東洋医学との出会い』

このマガジンでは
今や生きる軸になっている
私と養生の出会い

そして養生を軸に
私自身の在り方が
ひかられていくようすを

今を軸足をおきつつ
過去を振り返りながら綴っています

最近よく思うのは
夢というのは更新していく
ということ

若い頃は一度叶えたらそれで終わり
それから幸せに暮らしましたとさ…というような
おとぎ話のようなイメージでした

実際に夢を叶えてみると
夢自体に命が吹き込まれたように
育ち展開してゆくのです
そしてそこから
またあらたな夢が生まれてくるのです

例えてゆうなら
目指した山を登って頂上に立つと
視界がひらき次の山が見える・・・そんな感じです

第11話となる今回の記事は
胃癌の手術を無事終え退院
東洋医学的養生との出会った頃の話

今、私の中に咲いている夢の花
その種はきっとこの頃の種が育ったのだと思います


そしてその夢の花が種をつけ
あらたな夢が生まれようとしています

次の春が来る頃には皆に伝え
このマガジンでも
お知らせできたらといいなと思っています

まだ少し重いですが(笑)
どうそお付き合いくださいね

11話『退院そして東洋医学との出会い』

念願だった退院
そして夢みた我が家

なのに家に帰ると
なぜか急に誰にも会いたくなくなる

父が働きに行っている昼間は
私一人なので
伯母たちが
様子を見に来てくれている

なのになんと!コタツの中に隠れ居留守を使う
そしてふと我に帰ると
胸からお臍までのザクザクした傷が痛いし
動くのもこわいし見るのもこわい

そんな様子で一ヶ月ほど過ごす
そろそろ外に出てみようかなと
せっせとガーゼを貼って

腹帯を巻いて、いざ外出

勇気を振り絞って
ヨロヨロと歩いていると
久しぶりに知人に遭遇

ニコニコしながら
「もしかして妊婦さん!?」と
「・・・」
言葉を失うってこうゆことか!と思う

しょんぼりした気持ちで帰宅しながら
そっか、私の年頃は社会に出て
働いたり恋をしたり結婚したりする時期なんだなぁ

健やかな心と体で生きたら
どんな感じかなと想像してみる
これからどうしようかな

心も体も傷だらけだし
ぎこちない歩みではあるけれど
素直に生きたいと思う

それに暖かい家があって
布団がある食べ物もある
何よりも私はここにいていいと思える
それだけでありがたい
あらためて父の存在に感謝する

ふと本棚をみると
黄帝内経という本が目に入る
あるページをひらくと

人間と宇宙そして自然の関わりについてかいてある
人はそもそも大自然の賜物で
人も自然も同じ一つの命だと…

ちょうど父の転勤が決まる
20代後半に入ったけれど
娘として私も一緒に引っ越すことにした

手術から半年
よーし、新しい春がはじまるぞ

(次回へつづく)
写真は新月の朝陽

投稿者プロフィール

こぶな ちふみ
こぶな ちふみ
20代で病を得て心の在り方が体に影響及ぼすことに氣づく。様々な養生法を学び実践するなか、震災を機に農業の道へ。外房での農園運営やカフェ立上げを経て栃木県那珂川町に移住、夫と共に「こぶな農園」をひらく。現在、野菜・風土・養生をテーマに農産物をいかしたメニューの開発や監修、メディアへのレシピ提供を行っています。月刊クーヨンにて2021年4月号より野菜と養生をテーマに連載がはじまりました。

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