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「適当な料理」が最強! そのコツを “ひびのわradio” でお伝えします。

普段の料理、何を参考にしていますか?
レシピサイト?レシピ動画?それともレシピ本?

レシピサイトや動画は、材料検索で沢山のレシピが出てきて便利ですし、
レシピ本はみているだけで料理をしたような気分になって楽しい。
私はどれも大好きです。

私もレシピを発信してみようかな?
そんな風に思い始めたのは今年のはじめ。
でもいざやるぞ!となると、レシピサイトも動画も私にはしっくりこなかったんです。
なんでだろう…。
いろいろ考えてみた結果出た答えがこちら。

①料理中計量をしていない(レシピの分量が書けない)
②同じメニューでも日によって使う調味料や食材がかわる(レシピの材料が書けない)

そうなんです。
私の料理って適当なんですよね。
それでも美味しい。
私なりの適当ポイントがあるんです。
でもそれをどんな形で伝えたらいいんだろう?
それがなかなか見つけられませんでした。

当初はブログで文字のレシピを書いていこうかなって考えていたんです。
ただいざ「適当」を言語化してみたら長文になるばかりで、
読むだけで疲れてしまって、なんだか分かりづらい。
動画編集は大の苦手。
どうしようかなぁと頭を悩ませていたときに思い出したのが、
「音声メディア」の存在でした。

普段からよく利用している、音声メディア。
耳だけ傾けていればいいから、掃除しながら、移動しながらと、ながら聞きを楽しんでいました。
〜しながら、っていうと悪い印象を持たれる方もいるかも知れませんが、
料理って「視覚」は食材に、「触覚」は手元に集中する必要がありますよね?
スマホや本でレシピを追うと「視覚」は食材に集中できないし、
画面をスクロールしたりページをめくったりすると「触覚」に集中できません。
それに対して、音声メディアが必要とするのは「聴覚」だけ。
もしかして、レシピを伝えるのにむいているのかも!?

思い立ったが吉日。
2021年3月〜週に一度レシピを声で伝える「ひびのわradio」をスタートして、
つい先日の放送で23回目となりました。
(そして通算100いいねを頂きました。嬉しい!)

ひびのわradioでお伝えしているレシピは、
1つの食材をメインに、最小限の調味料と調理道具で作る、
思い立ったらすぐにできるシンプルなものばかり。

レシピもそれはそれは適当で、
「○○がなかったら、△△で。それもなかったら、✕✕と■■をあわせて使ってください。」
「この調理器具がなかったら、あれでもいいし、とにかく細かくできればなんでもいいですよ。」
友達に話すように、気軽にあらゆる代替案をお伝えしています。
適当、でしょ?

でもそれくらい適当につくって、それでも美味しくできたなら、
それでいいよね、それが最強だよねって私は思っています。
正しいレシピも大切。それにはちゃんと理由があるから。
でもそれ以上に美味しくできるか、が大切。

適当って、悪い意味にとらえられがちだけれど、
「ほどよいこと」というのが本来の意味です。
ほどよくできたら、いいんです。
ひびのわradioのレシピでは、「ほどよい」ポイントを
できるだけ簡単に説明しています。

「radioをききながら適当に作ったら、美味しくできた!」
という声もたくさん頂いて、心のなかで大きくガッツポーズしています。
適当な料理ができるようになったら、料理の勘が育っている証拠。
料理とはかくあるべし、という思い込みが外れていっている証拠。
そこからはもう料理をするたびに、自信がついて楽しくなっていくんです。
私がそうだったから。

適当でいいのだ。
美味しければそれでいいのだ。
それくらい気軽に、料理をしてもらえたら嬉しいな。
ひびのわの活動で伝えたいこと。
私の大きな願い事の一つです。

あなたも「適当」で最高な料理を楽しんでみませんか?
ひびのわradioはこちらをClick→

投稿者プロフィール

大塚佑子
大塚佑子
あなたのおうちご飯のアシスタント、「ひびのわ」を主宰。
レシピのない料理会を定期的に開催中です。(オンラインもリアルも)
「アルモンデナンデモデキルサ」を唱えながら、その日その時、目の前の素材を美味しく食べきる料理をお伝えしています。
調味料の選び方や組み合わせ方、野菜メインのご飯、お家で作れる発酵食品などのお話が得意です。
私にもあなたにも地球にも心地よい暮らしを「台所」から、一緒につくっていくお仕事を只今模索中。

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