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“1on1 mentoring”ビジネスの常識でなく自身の歩みを信じることで届けたい人がクリアになった。

私が個人で仕事をするようになり、友人やお客様から言われてショックだった言葉は
「何をしているのか、わかりにくい。」でした。

わかりにくさは、プロにとって致命傷。
わかりやすさ= お客様に優しい
「わかりやすさ」こそが商品やサービスがお客様から受け入れられる秘訣だと、ビジネスの常識としてよく語られますし、私自身もそう感じていたからです。

それからは、自分のサービスをわかりやすく一言で表現できるキャッチコピーを熟考しましたが、なかなかうまくいきません。
周囲のご指摘にうまく対応できなかったことが焦りや自己否定に繋がり、「これでいいのか」と落ち込むことが多くなりました。
そんなとき、サイコさんとの1on1 mentoringの時間があり、この悩みをご相談すると、

サイコさん「わかりやすいものだけに、価値があるのかな?」

という、シンプルな問いかけ。続いて、

サイコさん「わかりやすくすることで、取りこぼれてしまうお客様がいるよね? そこまで、わかりやすさにこだわる必要ないのでは?」

私「… そう、そうなのですよ!」

考えてみれば、私がこれまで「皆さまに、シェアしたい!」「ご提供したい!」と考えたワークは、すべて一言で表せないものだという大切な事に気づかされました。

◆ ビジュアル分析学
◆ ロミロミ
◆ フラワーエッセンス
◆ ハワイの哲学フナの教えとチャクラヨガ

私がこれまで辿ってきた道は、こちらのマガジンでも書かせていただいてますが、普通という”常識”では解決できないことばかり。
かつての、私こそが「常識」や「わかりやすさ」から取りこぼされてしまったクライアントだったのです。

私がどういう方法で問題を解決してきたのか?
どんな療法に癒されてきたのか?
親しい友人や家族でさえ、理解しがたいと言われる現実があります。

具体的には、アロマテラピーを始め、自然療法や代替医療に助けられた事から、さらに選択肢を”増やす”ことで自ら不調を癒してきました。

私と同じように、わかりやすくシンプルな療法だけでは癒されない方々への糸口になったらいいなという想いから、私はこの仕事をスタートをさせたのです。

ですから、私の場合は、サービスをわかりやすく一言で説明する必要はなかった。ただ、その分、丁寧にセラピストとしての在り方や、ご提供するサービスを、それを必要とするお客様に伝わるようにご説明しようと思いました。

ビジネスの常識に惑わされていた自分に気づき、自分の軌跡を信じることで、届けたいクライアントがクリアになりました。

この結論は、決して一人では辿り着けなかったことです。
対話によって、自分自身の本当に深い真実まで辿り着けたことに感激しました。

これまでの自分が、分かりやすいキャッチコピーに響いてきたか? と考えると、私自身はその背景にこそ興味を惹かれ、共感したものに出逢いたくなります。
短い文章よりも、じっくりと文章を味わいたい。一言で表せるサービスだけを求めていない事にも気づきました。

仕事やサービス、そしてお客様も、100人いれば100通りの需要と供給がある。私はその1人として、自身のこれまでの歩みや在り方を軸に、自分にとって大切なことを、必要なお客様へ伝え続けていこうと思います。

私の価値観が、在り方が、響く人へ届いていきますように。

 

投稿者プロフィール

安藤裕美
安藤裕美
東京・八王子にて自宅サロン「KOKO」を運営。
【アロマテラピー、ロミロミ、ホットストーン、バッチフラワーレメディ、頭蓋骨調整、整体、マタニティケア】
身体も思考のどちらも大切に、心地良さを感じる事を自分自身で選べるように、サポートしていく施術・セッションを提供中です。

2009年、2012年、2018年に助産院にて出産。
娘と息子2人の子育てとのライフワークバランスを大切にしながら活動しています。

長年の過敏性腸症候群を患った事をきっかけに、ココロと身体の繋がりを学び始めました。
自分の内側について考える時間、そして感じる時間。
自分自身に問う事こそが、最も大切な事だと実感しています。

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