• COLUMN
  • オーガニックな在り方デザイン・畑で考え学ぶサロンを通じて巡り逢った仲間たちが織りなす世界観

「あなた」が在って、私が在るという循環。

<私らしさ>と<仕事>の間に橋を架けるのが、マインドフルカフェ®︎だと言いました。
https://riceball.network/arila/2021/06/01/akinogunogu/11094/

じゃあ、<仕事>ってなんでしょうか?

<仕事>とは誰かの何かに役立って初めて意味をなすものだという松浦弥太郎さんの言葉から。

「自分の行いが、人の役にたつ。自分の中にある何かが、人に幸せを与える。

仕事とは、個人の楽しみではなく、自分が社会とかかわっていく営みだと考えています。

自分という素材を個人の中で完結させているだけの人は、いくら優秀でも本質的な意味で仕事を果たしていないと思います」

ここで言われている「自分の中にある何か」が自分らしさとか在り方です。

ただ、そのままでは目に見えないので、仕事という営みにカタチを変えて、誰かに作用するというわけです。

それが自分に返ってきて、自分らしさや在り方がもっと豊かになるという循環なんですね。

また、マインドフルカフェ®︎では、その「誰か」のことを「あなた」と呼んでいます。

「私の<仕事>は、誰を満足させたときに成果をあげたと言えるのか」の答えになる人

つまり、私の仕事によって提供するものに価値を見出す人たちということになります。
「顧客」と言ってもいいでしょう。

ちょっと、ドラッカー先生にご登壇願いましょう。

「二種類の顧客がいる。一方は、活動対象としての顧客、すなわち私の<仕事>によって生活と人生を変えられる人たちである。

もう一方は、パートナーとしての顧客(支援者たる顧客)である。やはり私の<仕事>によって満足させるべき人たちである」

仕事や「あなた」のとらえ方を、まっさらにしたところから、「私らしさ」とつないでいく作業が、やっとはじまります。

投稿者プロフィール

AKI
AKI
マインドフルカフェ®︎ ナビゲーター
一人ひとりの想いや持ち味が、縦横無尽に重なり合うことで、組織のとんがった未来が生まれる “創発”がライフワーク。日本と米国の大手企業にて人事マネジメントの仕事を経て、2006年より対話型組織・人財開発コンサルタントへ。現在はフリーランスとして企業、自治体や地域コミュニティなどの創発支援を続けている。2013年末に自然とアートに恵まれた里山・藤野へ移住。著書『組織の未来をひらく創発ワークショップ』(経団連)等。とんがりチーム®︎研究所主宰。

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA