Edible × Baby <大自然の子育て> 渡辺敦子

Edible × Baby <大自然の子育て> 渡辺敦子

 昨夏、はじめての出産を目前にして、森の中に住まいを移しました。木々に囲まれた家の脇には沢が流れ、蛇口からはその沢水が溢れます。1000坪を超える敷地の半分以上は畑で、前に住んでいた方はここで無農薬の野菜を育て、その野菜を振る舞う小さなレストランを営まれていました。

 夏の朝には、大きなおなかで犬と散歩しながら、自生する桑の実や木いちごをほおばり、畑のトマトやズッキーニを収穫しました。昼の暑さには群生するミントの葉をたっぷり摘んでミントティーを。いつか、床下に勝手に巣を作っている日本蜜蜂の蜜もそっといただきたいなと企んでいます。

 秋は赤ちゃんの世話に追われて、山栗も拾えず、山椒の実も収穫の機を逃してしまいましたが、春がきたら、畑に種をまきます。これから、子どもと一緒に庭や森を歩きながら、土地の恵みをいただき、大地はこんなに実り豊かだということ、私たちが自然に生かされているということを味わっていきたいと思います。

 

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 栃木県益子町にある「starnet」にて、ものづくりと地産地消、循環型の暮らしを経験した後、天然繊維と生活雑貨の店「かぐれ」を立ち上げる。2015年7月から産休に入ったのと同時に、岩手県遠野市で暮らしはじめた。

 

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